かばちゃん弁護士のつぶやき


ここでは、かばちゃん弁護士がつぶやきます。(かばちゃんのいわれは、弁護士紹介を参照ください)

お堅いことは抜きにして、日々の暮らしを、ぶつぶつと・・・・・・


R5.5.15 NEW!!

「あきらめない」

金沢出張がありましたので,七尾まで足を伸ばしました。

石川県七尾は,長谷川等伯の出身地でもありますが,私の妻の書道の師匠である三藤観映先生のご自宅(お寺)があるところです。

三藤先生のお見舞いと,妻が制作中の次回個展作品への指導を受けに,三藤先生のお寺に伺いました。


三藤先生は,奈良が誇る今井凌雪先生に若い時から住み込みで修業をしてきた人で,

脳性麻痺の少年が亡くなる前に母に感謝の念を綴った詩の一節を書いた「やっちゃんとお母さんの詩」が有名です。

その三藤先生が,令和4年6月に脳卒中で倒れ,右手が使えなくなり,「人生が終わった」と絶望のどん底を味わったそうです。

ところが,入院先の看護師が「やっちゃんとお母さんの詩」を書いてください。病院のリハビリにはげむ患者さんに見えるところに飾りたいとおっしゃったそうです。

その言葉を聞いて,三藤先生は右手が使えないのに,どうやって書けというのだと怒りを込めて答えたそうです。

すると,その看護師さんは,「左手でもいいわよ」と明るく答えられたそうです。

その一言で,三藤先生はやってやろうじゃないかと気力を振り絞って,クレヨンを左手に持って,一日3時間,90枚を書き,約3ヶ月で右手と大差ないレベルまでかけるようになったそうです。

この時のことは新聞の取材を受け、記事にもなったそうです。三藤先生からそのときの新聞などを見せていただきました。


先日,奈良文化センターで三藤先生が左手で書いた書を見ましたが,「あきらめない」再起の書とエネルギーを感じ入りました。


H28.2.10

H28.2.10

「むごく育てよ」

山岡荘八の小説徳川家康の中に出てくる言葉です。

家康が幼少で竹千代と呼ばれた頃、松平家から隣国の今川義元の所へ、後見人になるという名目で人質に出されました。

義元が家臣から「竹千代殿をどのように育てれば良いでしょうか?」と問われたとき、一言「むごく育てよ」と言ったそうです。

これを聞いた家臣は、「分かりました。それでは厳しく育てます」と答えたのですが、義元は首を横に振り「そうではない。むごく育てよと言ったのだ。金銀を与え、うまいものを食べさせ、早くから美女を与えるのだ」と言ったそうです。

家臣は「そんな贅沢をさせてよろしいのですか」と問い返すと、義元は「幼少から華美飽食させ、女を与え、龍よと虎よともてはやせば、人間などたわいもない役立たずに育つものよ。役立たずに育てば、松平の領地はわしのものじゃ。こわっぱ一人に贅沢させるなど、安いものよ」と笑ったそうです。

しかし、今川家には名軍師雪斎がおり、竹千代の素質の大きさを見抜き、厳しく育てて、後の徳川家康の人間としての骨格を育て上げたのでした。


何故、「むごく育てよ」という言葉が浮かんだかと言えば、清原の問題がきっかけです。

清原は、西武に高卒ルーキーとして入団し、当時の堤オーナーに大変気に入られ、会社役員や政治家も入れないオーナー室にも球団でではなく秘書を通じて招かれていたことや、清原の起用にオーナーが直接球団首脳をしかりつけたなど、特別待遇の扱いを受けていたようです。

若いときから、高級クラブに出入りし、早くから一億円プレーヤーとなりましたが、20代後半になると、成績も下降気味となり、巨人にFA移籍しました。ところが、成績は下がり続け、松井が入団する頃には、巨人でも居場所を失いつつあったようです。

成績が低迷するならば、猛練習するかと思いきや、高級車で高級クラブに乗り付け、遊びほうけていたそうです。

落合はかつて、清原は入団一年目が一番良かった。なぜかだんだんバッティングが悪くなって行くんだよねと言っていたことがありました。暗に、練習不足と言いたかったのかも知れません。

元ヤクルトの監督の野村克也は、「清原の若い頃の監督は誰だ。森か。あいつが清原を厳しく育てなかったのが悪い」と言っておりました。しかし、当時の堤オーナーは天皇のような人でしたから、森さんでも清原を厳しく育てられなかったのかもしれません。


清原の覚せい剤事件はプロ野球ファンとしては腹立たしいことですが、

不世出の大打者になっていたかもしれない若き頃の清原が「むごく育て」られてしまったのだなあ、と悲しい思いも交錯するのです。

H27.11.20

日本シリーズでは、ソフトバンクホークスに思い切り力の差を見せつけられました。

来年、打倒ホークスです!


ドラフト2位で智弁学園の廣岡大志が指名されました。

ヤクルトでショートと言えば、宮本を皆さん思い浮かべるでしょうが、古くからのファンは池山なのです。

ブンブン丸と言われたほど、バットをフルスイングする姿が忘れられません。

廣岡くんの特徴は、バットがよく振れること、バネもあり、肩・足もよいことが挙げられます。

ドラフト前から注目していました。

ソフトバンクが狙っているとの情報があったのですが、指名できてラッキーでした。

2~3年後には台頭してくる選手と信じています。

H27.10.30

ぼろぼろにやられました。

ソフトバンクは強い。

でも!

来年はやり返す!!

(スワローズファンの心の叫び)

H27.10.20

最近の僕はご機嫌です。

なぜなら、ヤクルトスワローズが強いから。

クライマックスシリーズを勝ち越して、いよいよ日本シリーズです。

勝つ!

と、信じてはいるものの、相手は強敵のソフトバンク。

なかなか思うようにはいかないでしょうが、

10月24日からの戦いが楽しみでなりません!!

関西では少数派なヤクルトファンですが、

僕は一人でもひたすら応援します!

H27.10.20